バツイチは恋のはじまり~UN PLAN PARFAIT~
原題はUN PLAN PARFAIT(完璧な計画)
FLY ME TO THE MOON(英題)
邦題はバツイチは恋のはじまり。
こう並べると邦題の付け方大丈夫か心配になるけど、フレンチコメディなので分かりやすくて意外といいタイトルな気がします。
フランス映画といえばはじまりからおわりまで鬱々していて、特にこれという見せ場がない印象ですよね。
そんな国のコメディってどうなのよ…しかもヒロイン役はあのダイアンクルーガーって…?
正直見入ったのは終わりの30分くらいだけでした。
ドタバタするシーンも少しテンポが悪くて、フランス語も合わさって眠たくなってしまった…
笑いのシーンは昔の日本のテレビ見てるようで寒々しくなってしまったのでボケーっと流し見。
子供が笑うようなわかりやすいギャグシーンは全く笑えず…。
インテリで意地悪な会話シーンのほうが「フッ」っと笑えました。
この映画の見どころは2つだと思います。
まずダイアンクルーガーの美貌、
それから、ちょっとややこしい台詞。
ダイアンクルーガーのモデル体型と、華やかな顔立ち、綺麗なブロンドが無かったら途中で観るの辞めてた…。
ラストシーンではブラックドレスを着て踊るダイアンクルーガーを拝見できます!
元バレリーナらしい踊りがとにかく可愛くてエレガントで、ノーブルな顔立ちとスリムな体つきがオードリーヘプバーンを思わせます。「本当にきれいだなぁ〜〜」って独り言が出るくらいです。
あとはややこしい台詞まわし。言葉遊びと言った方がいいのかな〜。
ハリウッド映画だとカットされてる感じの。そもそも最初から脚本に書かれてなさそう…
ガガーリンは可哀想な男だよ、地球を17周もしたのにロシアに戻ってきたんだから。
とか、
娘に「やるって何?」と聞かれて「仲良くすることだよ、ハードにね」と答える父親とか面白かったな。
中盤になんでそこでライオン出てくるの?いくらコメディーでもちょっと…ないんじゃない?と心配になったシーンも、ラストでちゃんと大事な役割果たしてました。ほっ。
やっぱりキャメロンディアスとメグライアンは凄いですね。トロイで絶世の美女を演じたダイアンクルーガーが、結婚生活に不安を感じてテンパる女性には見えませんでした。
登場人物に共感しにくい映画だし、めちゃめちゃ笑えるわけでもない。みんなが知ってる音楽も無い。
でも、見終わったらケニアの結婚式に興味は持つはず。
私は ケニア 結婚式 伝統 で調べて知らなかった事をひとつ学べました。
とりあえず口直しにキャメロンディアスのコメディーとトロイ観たいです。