可愛い女の子とはきっと。横槍メンゴの短編集を読んでおもうこと
可愛い女の子とは、くびれがあるでも髪が綺麗でも目が大きいでも肌が綺麗でもなくて多分、
『わたしは幸せになる為に生きてるの!可愛いわたしが幸せになるのは当然の権利よ!』
と、素で、空気を吸うように当たり前に思っている子。そういうマインドセットのこ。
なんだとおもう。
ああ、かわいいなぁと思う。
だから、承認欲求の強いけど可愛いあの子とか、ぽっちゃりで地味だけどほっとけないあの子とか、そういう子達がたくさん居るんだ。
可愛い、って見た目やパーツの事じゃないんだよね、純粋な欲求力。
いきものとしての力強さとか、湧き出てるエネルギー、その欲求の強さに惹かれて圧倒された人間が、その子を可愛いと表現するんだと思う。
人間は、何かを信じたいし崇めたいし、貶めたいものだし。
自分よりも輝いて見える光にフラフラ惹かれていく人はたくさんいる。
そういうビジネスもそこらじゅうにある。
そういうモノに依らずに生きていける人間もいるけど、たまに。
ごくわずかに。
きっと仏なんでしょう。
羨ましいと思う。
さて、私は可愛いのか?
私は可愛くないです。
誰かを差し置いて幸せに生きるのは怖いです。
でも、可愛い女の人になりたいです。
可愛いおんなのひとにはなるのが難しいので、色気や品で誤魔化してるだけなのだけど、そんなことを見抜いてくれる男もまたごくわずか。